【データが神になり人間を支配する未来を予測】ホモ・デウスを解説

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はじめに

あなたは【ホモ・デウス】ユヴァル・ノア・ハラリ著…をご存じでしょうか?

 

2018年に発売された、大ベストセラーの本なのですが、これから我々…人類の未来がどうなっていくか?という内容について書かれているものです。

 

昨今の、医療やAI(ロボット)などのテクノロジーが発展していくうえで、いったい人類がどんな未来を迎えるのか…あくまで予測として語っています。

 

明るい未来なのか?それとも逆なのか?

 

とてもショッキングな内容となってますが、説得力もあるし、納得せざるを得ない部分もかなりあるので、未来について考えさせられることでしょう。

 

結論からいうと…

世の中に存在する膨大な量のデータが、神の存在になり…そのデータを一部の人間が管理して、その他の人間を支配する

っていう恐ろしめな未来を予測しております。

 

ただ、よく考えてみると…現実に起こりうる事ですし、既にその前兆すら私たち人類は、世界規模で経験している最中なのです。

 

そこで、今回は大ベストセラーの『ホモ・デウス』についての解説をお伝えいたします。

 

【データが神になり人間を支配する未来を予測】ホモ・デウスを解説

まず、ホモ・デウスって聞くと「何やら変な方向の話なのかな?」って思いますよね?

 

全然そんなおかしな方向ではなく、ホモ・デウスを直訳すると…

 

・ホモ=ホモサピエンス(

・デウス=神様

 

となり、人が神様になるという意味です。

 

人が神様になる事なんてあるの?

 

なんて思うかもですが…もう既に、人間は神に近づきつつあるのです。

 

そこで、神様という概念について、大まかな時代の流れに沿って説明していきます。

 

まず、人類が狩りをして生活している、大昔の神様に関する概念ですが…

アニミズム』といって、全ての生き物を神様とするという考え方でした。

 

全ての生き物とは…動物など命のあるものや、命がない草や木までの対象を魂が有るとして…神様と崇めていたのです。

 

そこから時は流れ、中世の時代になると…

有神論宗教主義という概念に変わってきたのですが、下記のように図に表しつつ説明します。

【データが神になり人間を支配する未来を予測】ホモ・デウスを解説1

カーストの一番上に…キリストや仏陀など、特定の神とされるような存在がいて、その下に神様の血を受継いでるとされる人とか、神に近しい人が特権階級として存在し…

その下は一般の人間で、一番下は家畜という位置づけでした。

 

ここでは、神様と人間に明らかな身分の差が生まれ、人間と家畜の間にも身分の差っていうのが生まれてきたのです。

 

狩りをしていた時代は、全ての物が平等に神様とされていたのに対し…牛や豚などの動物は、家畜として人間が生かして、管理しているものとする時代になりました。

 

さらに、そこから現代にまで時代が流れてくると…状況がとてつもなく変化して、より人間が神様に近づいていきます。

 

その理由は…今まで神様の力として信じられていた、よく分からないような事が、急速に発展した科学技術や化学の力で、解明できたり再現できるようになっていったからです。

 

というのも…大昔では、大量に人類の命を奪ってきた以下の3つものを、人類は自力で克服できたからです。

  1. 飢饉
  2. 疫病
  3. 戦争

現代では…飢える人も感染症や戦争で亡くなる人も、明らかに昔より少なくすることに成功しているのです。

 

さらに今後、テクノロジーが発展すれば、サイボーグのような体で、不老不死の体を実現する事や…脳内に直接幸せを感じる成分を入れ込んで、人工的に幸せになる事もできるようになるとされています。

 

そうすると、天高く存在してた神様の位置に人類が居座りだして…

 

人類は、

神様は存在しないし、言う事も聞く必要はない

 

と感じはじめ…

 

そんな事より、我々人類の人生を豊かにする方が最優先だ!

 

という考えを持つことになり…人間至上主義という、人間がカーストの頂点になる時代に突入していくのです。

 

こうして人類は、神すら押しのけて…トップに立って何でも出来るようになり、無敵と言ってもいい程の地位になりました。

 

しかし、こうやって無敵になったのにも関わらず…

我々は本当に無敵になっても良いのか?

なんていう、究極の悩みを持つようになったのです。

 

昔で言えば、こうやって悩んだ時の悩みは…

キリストや仏陀などの、特定の神とするものの教えに従って解決してきたわけですが…

 

(例えば…嘘をついてはいけない、人をあやめてはいけない、結婚相手は1人でないといけないなど…)

 

化学的な根拠はないが…「こうしなさい!」って導いてくれていた神様を、その座から引きずり下ろしたせいで、自分たちが何をするのが正しくて、何をしてはダメなのかが分からない状況に陥って…

 

結局は、物事を決めてくれる神様を求めてしまうのです。

 

 

ここからが、著者のハルリさんが予測する未来の話で…

 

物事を自分で決められず、神様の代わりなんかは務まらない

って気づいた人類は、カーストの頂点に何を置くか?

 

と言うのを…ハリルさんは下記のように「データだ!」と予測しており、人間至上主義からデータ至上主義に変わると言ってます。

【データが神になり人間を支配する未来を予測】ホモ・デウスを解説2

データとは、アルゴリズムともしており、蓄積された大量のデータが我々に

こうしなさい、あーしなさい

と神様のように命令してくれる時代が来るとしてます…

 

しかし、「データが命令するなんて、ありえない」と思うかもですが…

もう既に、私たちの生活にはそういった前兆が見られてます。

 

例えば、どこにご飯を食べに行くか迷っているとして…そんな時は、必ずと言っていい程ネットで調べているかと思います。

 

同じように、何かを判断する時には…SNSや検索エンジンに頼って、どこに行こうか?何をしようか?って判断をすることでしょう。

 

ひと昔だと「ネットは参考にしようかな」って程度でしたが…今やSNSや検索エンジンが、絶対的に信頼できるデータとして捉えられています。

 

このように…データが、人類を正しい道へ導いてくれる神様のような存在になるのでは?

とハラリさんは予測しております。

 

ところで、この本の題名でホモ・デウス(人が神になるとありますが、神になれるのは、ひと握りの選ばれた少数の人類で…

 

残りの人類は、家畜になる』という予測もしてます。

 

衝撃的な内容ですが…その理論を、ハラリさんが予測している未来のカーストの図で説明します。

【データが神になり人間を支配する未来を予測】ホモ・デウスを解説3

まずは頂点に、神となった一部のホモ・デウスがいて…この世界にある膨大なデータやアルゴリズム、AIやロボットを管理し…

 

その管理されたデータを元に…選ばれしホモ・デウス以外の、大量の一般の人間が、思うがままに動かされるっていう構造になるのです。

 

さらに、我々のような一般の人間は、どんどん価値が無くなってきて…

カーストとしては『家畜と同じ位置づけとして、扱われるようになる』というのです。

 

その理由が…

今まで人間は、家畜に比べて『働ける』っていう絶対的な価値があったのですが、AIやロボットの技術が人間を超えるレベルまでに達すると、多くの人間は不要になり…

価値は無くなるから」と言ってます。

 

さらに、価値が無くなるどころか…ミスを起こす人間は、AIやロボットの邪魔にさえなると判断されてしまい、人間と家畜との線引きがどんどん薄れてしまうって事です。

 

こういったカーストのシステムを作り出せる、選ばれし一部のホモデウスがデータを管理や操作し、多くの一般の人間を支配し…

 

そのうえ、自分達だけが最先端の医療を受けて不老不死になり、より一層…の存在になっていく。

とハリルさんが予測してるって内容です。

 

まとめ

以上、この先の未来で…データが神になり一部の選ばれし人間が、膨大なデータやアルゴリズムを管理して、それ以外の多くの人間を支配すると予測してる…

ホモ・デウスについて解説しました。

 

とても恐ろしく、あり得ないような内容だったかとは思いますが…

これは、あくまで著者ハラリさんの予測で、ご本人もこんな時代は来てほしくないとも言っております。

 

しかし、ここ数十年の人類の発展ぶりを鑑みれば、向こう数十年で今回お伝えした…ホモ・デウスの内容が「必ず起こらない!」とも言い切れません。

 

今や世界中の人が、自身の行動パターンや現在地などを、我先にとSNSに投稿しまくって…データとして差し出して蓄積させているのです。

 

SNSのサービス提供元は

「どうぞ、、、Facebook、Instagram、Twitter…なんていう楽しいアプリができましたから、皆さんで楽しんでくださいね」

 

で終わってると思いますか?

 

せっかく人類がSNSで提供しまくってるデータを、背後で誰かが何かに利用しようとしているとは、想像もつかないでしょうか?

 

信じるか?信じないかは?

…って何だか都市伝説みたいになってしまいましたね。

 

これから私達ができる事としては…そんなあり得ない変化も、あり得てしまうって事を頭に置いて、新しい変化に対応できるように、現状維持ではなく行動し続ける事が大切なのではないでしょうか?

 

どうか、ご参考にでもなれば幸いです。

 

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