パワハラの根本的原因は上司と部下の関係ではなく、会社や経営者そのものにある

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はじめに

あなたはパワハラが起こる根本的原因は、一部の上司にあると思いますか?

 

私は最初こう思っていました。

横暴な上司が感情のままに、ストレス発散も兼ねて、やりたい放題やっている

のだと。

 

間違ってはないのですが、本当の原因は、別のところにあるのです。

 

抱える仕事や責任によって自分を見失い、パワハラに及ぶ上司なんてのは、決して許しがたいのですが、やはり原因は会社や経営者にあります。

 

まず、経営者であれば、なんとしてでも業績を右肩上がりにしようとします。

ここまでは、何ら普通の思考ですよね?

ただこの先が、パワハラが起きる会社になるのか、ならないのか、大きな分岐点になるのです。

 

経営者が、競合他社と差別化する戦略を打ち出す事ができないと分かると、その問題を社内に目を向けて問題解決しようとします

その目先は人員削減で、これが1番簡単で手っ取り早いからです

しかも、人員は減らすのに、業務量は増えていくのですよ…

 

察しの良いあなたなら、こんな事をやると、どんな弊害が出てくるかお分かりですよね?

 

しかし経営者は、

社員=人間

という気持ちが欠落しているので(全ての経営者がこうとは言えませんが)そこまで考えが及ばないのです。

 

そこで話を戻しますと、

パワハラを上司と部下の関係だけに焦点をあて、いくら解決に勤しんだところで解決の糸口が見えず、一時的に収まったとしても、またすぐに再発してしまうのです。

 

なので、経営者も含め会社全体で改善に取り組まないと完全に問題を解決することはできません。

 

私は、それを裏付ける、あるシーンを目撃しました。

それは、客先から帰ってきたパワハラ上司が顔を真っ赤にして、茫然自失の状態で、しばらく抜け殻のようになっていたのです

 

この人も大量の仕事と大きな責任に押しつぶされているんだ

と感じざるをえませんでした。

 

そこで今回は、パワハラが起こる原因の会社がどのような体制になっているか、そしてその体制がどんな弊害をもたらしパワハラに至らしめているのかを深掘りしたいと思います。

 

ご覧いただき、パワハラの根本がどこにあるのか頭に置いといて頂ければと思います。

 

過重労働、長時間勤務

会社が経費削減だと言って、元々いる社員数から人数を減らすと、当然1人当たりの仕事量は増えます。

仕事量が増えると、今度は勤務時間が増え(残業や休日出勤)ます。

 

そうすると、今までは社員同士が相手の事を考えながら、うまく仕事を回していたのに、そんな心の余裕がなくなり、職場の雰囲気がピリピリして摩擦が起きてくるのです。

 

皆が苦労してないと

なぜ、自分だけこんなにツラく、仕事をしないといけないのか?

とそれぞれの価値観で不満を持ち始め、うまくいっていた人間関係が壊れていきます。

 

徐々に口調が乱暴になり、仕事を押し付けあったり責任をなすりつけあったりするのです

 

こうなれば人間関係も何もないですよね?

この時点で職場は崩壊し、立場が強く発言力のある上司が、我を失いパワハラに及ぶのです。

 

結果主義制度

ひと昔前までは、

結果が出ずとも、何となく定時まで働いてれば会社から給料がでる

なんていう事を経験した方もいると思いますが、現代はそんな思いをできる社員は、ほぼいないと考えられます。

 

というのも、日本がほぼ発展しつくしたため、競争が激化して、だいたい中小企業であれば、どの業界も頭打ちになってきているからです。

 

さらに、景気も悪くなったため、より強く『結果』が求めらる制度になったのです。

 

そうすると、何となく働くというのが通用しなくなり、ましてや個々の競争意識が強くなってきます。

 

社員の競争意識や仕事に対する意識が上がるのは良いことですが、またこれによる弊害も出てくるのです。

それは、

  • 社員のライバル意識が強くなりすぎ、仲間意識が消えていく
  • 足を引っ張り合い、分からない事があっても質問しずらい
  • 同僚が困ってても助けない、むしろ「安心する」などという、恐ろしい心理状態になる
  • パワハラを見ても知らないフリをする
  • 話す内容も業務に関する事だけで、気づけばうわべだけの付き合いになっている

という状態です。

 

ここでも職場の崩壊が起きてきます。

 

そして、崩壊した職場をなんとかしようと、コミュニケーションを見つめ直し、それで改善していこうという動きが発生します。

 

しかし、冒頭で述べた通り、職場の人間関係だけに焦点を当てて改善しても、また再発して完全な解決には至らないのです

 

稀に、稀にですがコミュニケーションを深めると、解決する場合もあります。

 

雇用形態による格差

今や労働人口の3分の1は非正規雇用と言われております。

 

非正規雇用とは以下2つに分類されます。

  1. アルバイトと同じ感覚で、時短勤務ができたりして、残業はほぼ発生しない低単価のもの
  2. 正社員と同等以上の業務内容で、残業も発生する高単価なもの

私はどちらも経験しましたが、①ではパワハラを受けたり、精神を追い詰められるほど仕事をさせられることは、ありませんでした。

 

しかし問題は②の方で、俗に契約社員派遣社員と言われ、業務内容は正社員と同等以上なのに、立場は正社員よりとても格下なのです

 

そして、単価(給料)が高い分、切り詰めて酷使しようとしてきます。

私の実体験だと、「昼休み以外休憩はなしだから!」と断言されたこともありました。

 

こんな事あり得ていいんですかね?(笑)

 

で、これだけ頑張っても、会社が更新しないと言えば、いつでも期間満了で切られる可能性があるし、笑いが出てくる程に不条理な世の中ですよね?

個人的には「この立場がすでにパワハラじゃん」って感じですが…

そう分かっているのに、非正規雇用者は、こういった希望をもって日々働いているのです。

 

頑張っていれば、いつか正社員になれる…

 

それをモチベーションにして働くと、地獄を味わうことになりますよ!

 

え?何で?

と思った方にご説明します。

 

まず分かって頂きたいのは、

  • 会社によほどの貢献をして、尚且つアウトプット(証拠となるもの)を数多く残している
  • この人がいないと「部署が回らない」と、皆が周知している

これを満たしている人材でないと、正社員になる事は必ずないです、、、必ずです。

 

会社はそういった非正規雇用者の希望を悪用し、憔悴するまで、憔悴してからでも永遠に酷使しようとするのです。

 

頑張って耐え続けた結果、うつ病を発症しました…じゃ、どこで働くことも不可能になります。

 

なので、生活に対する不安はあるでしょうが、

非正規雇用は頑張っても正社員になれないし

くらい諦めのスタンスで冷静にパワハラと向き合えば、うつ病になる確率は減ります。

 

まとめ

パワハラが発生する本当の原因をお分かり頂けましたでしょうか?

そもそもの根本的原因は、やはり会社、経営者にあります。

 

経営者が業績を上げる事だけを考えて判断したことが、末端の職場環境を悪化させ、人間関係が崩壊し、パワハラに至らしめるのです。

 

上司や同僚との関係を改善したところで、『あなたへのパワハラが完全になくなる事はない』と考えて頂いて問題ありません。

 

もちろんコミュニケーションは大事です!普段から同僚や上司を敬うのは当然、必要最低限です。

上司や同僚と一緒に飲みにでも行って、コミュニケーションを深めて解決するのであれば最高で、より絆が深まり結束が強くなるでしょう。

 

それを心掛けてやっているのに、パワハラがなくならないというのでしたら…耐え続けるのか、はたまた別の場所で新しく始めるのか…

 

ご自身で最良の道を選択するしかないのです。

 

ちなみに私がブラック企業に勤めていた時の様子が下記リンクにありますので、よろしければ参考にして下さい。

 

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